電 (吹雪型駆逐艦)
電(いなづま)は、日本海軍の駆逐艦。一等駆逐艦吹雪型(初雪型)(特型)の24番艦(III型の4番艦)、朧型(吹雪型の後期型)。この名を持つ日本海軍の艦船としては雷型駆逐艦電に続いて2隻目。ロンドン海軍軍縮条約により、駆逐艦は「1500トンを超える艦は、合計排水量の16パーセントまで」という制限が設けられ特型の増産が不可能となり、電をもって建造が打ち切られた。(wikipediaより)
零戦のプロペラ
第二次世界大戦初期に当時最新鋭の戦闘機であった日本海軍の零式戦闘機の三枚羽のプロペラである。
戦争中、北海道大学の故中谷宇吉郎教授の指導の下、北海道ニセコアンヌプリの山頂観測所で航空機の着氷の研究が行われていたが、このプロペラは、実物実験のため、当時の海軍航空技術庁からニセコ山頂に送られる途中に札幌で終戦を迎えた。
以来、北大の同教授研究室に埋もれていたが、教授が昭和37年春に亡くなられ、その後東京国際空港旧航空教室に保管されていたものを譲り受け、「いわて花巻空港」に展示している。(説明板より)
少しずつ晴れ間が見え始めた中、岩手護国神社より10分程にあります「聖寿寺(聖寿禅寺)」へ向かいます。こちらには駆逐艦「電」の37回忌供養の慰霊碑があるというお話だったのですが…
境内をぐるっと見回しますが、それらしきものは見当たりませぬ。
上の方には墓地らしきものが広がっておりますが、ネットの情報だと「入ってすぐの場所にあります」との事だったのですが、はて。
一度車に戻って検索しなおしてみます。ロータリーの中にある…ってここか?
ありました!
完全に茂みの中になっちゃってますが「大日本帝圀海軍駆逐艦電乗組諸英霊之供養」とありますので間違いないようです。線香台も献花台もないようなので、その場で手を合わせて慰霊の念をお送りします。どうぞ安らかにお眠りください。
折角なのでお隣にありますお稲荷様にもご参拝。
可愛い系の狛狐さんが多くあったのですが、割と壊れたものが多くて一寸残念。
全体的には素晴らしく静かで落ち着いた神社でした。
本当はここから西へ向かい、そのまま秋田県入りする予定だったのですが、ナビが言うには花巻まで一度高速で戻ったほうが時間的に早いらしい…なら3日目に予定していた花巻空港を前倒しで行った方が良いかな…?
ということで「いわて花巻空港」へ到着です。
震災前の空港では屋上に零戦のプロペラが展示してあったらしいのですが・・・
えー、正面入り口前に発見。
まぁ屋上よりは判り易いっスよねこっちのほうが。しかしニセコの山頂でこんな試みがされようとしてたとは全然知りませんでした。
折角なので屋上まであがってみます。
ここも震災で結構な被害を受けたと聞いておりますが今は平和です。
晴れてきた空を見ながらそのありがたみをひしひしと感じました。
この日はそのまま秋田入りして次の日に備えます。
はちみつソフト美味しぅございました(*'▽')
尚、五平餅は無かった模様・・・orz