艦これ御朱印帳

艦内神社の御朱印を集める

休艦日その277 潜水母艦「長鯨」艦内神社(岩室稲荷神社 京都府舞鶴市) / 佐久間艦長銅像(小浜公園 福井県小浜市) / 佐久間記念交流会館(福井県三方上中群) ———— 2021年 10月10日

長鯨 (潜水母艦)

軍艦(ぐんかん)長鯨(ちょうげい/ちゃうげい)は日本海軍が三菱長崎造船所で建造した潜水母艦。 廃艦になった八八艦隊主力艦の機関部を流用し(長鯨は加賀型戦艦の土佐より)1924年大正13年)8月に水雷母艦として竣工、同年12月に潜水母艦へ類別変更された。 姉妹艦迅鯨と共に日本海軍が最初に保有した本格的潜水母艦である。 昭和時代になると、大型化・高速化した潜水艦に対応できなくなり1939年昭和14年)以降は新型潜水母艦大鯨剣埼潜水母艦と潜水戦隊旗艦を譲る。2隻(迅鯨、長鯨)とも練習艦工作艦になった。 だが大鯨が空母龍鳳、剣埼が空母祥鳳に改造され、迅鯨・長鯨とも再び潜水戦隊旗艦に返り咲いた。長鯨は第六艦隊隷下の第二潜水戦隊旗艦となった。(wikipediaより)

小浜公園

小浜公園(おばまこうえん)は、福井県小浜市大正時代に設置された公園小浜湾に面した海望山の東麓にあって、梅田雲浜山川登美子佐久間勉など小浜ゆかりの人物の碑や像が散在し、展望台からは小浜市街や内外海半島大島半島が眺望できる。(wikipediaより)

佐久間記念交流会館

佐久間勉は明治十二年九月十三日北前川の佐久間家次男として生まれました。
明治三十一年十二月、広島県江田島海軍兵学校に入学、明治四十二年十二月第六潜水艇の艇長を命ぜられました。明治四十三年四月十五日、半潜航訓練中不測の事故により沈没、三十歳六カ月にて殉職されました。
第六潜水艇殉難と佐久間精神の継承、第六潜水艇の遭難・殉難と艇長の遺書「職分、沈勇」、艇長佐久間勉の生涯についてなどが展示されています。(若狭へ行こう!より)

 

 

早朝の京都を抜け、舞鶴を横断しつつツーリングを楽しみながらの道中。天気が良いだけで超ゴキゲンなバイク旅行を堪能しつつ、次の場所へ向かいます。

 

そして到着。ここが目的の「岩室稲荷神社」です。

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先ずは正面にあります大きな鳥居と本殿にご挨拶。

右側が駐車場になってるっぽい。

 

 

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少し降りた場所にも一寸色褪せた鳥居と狛犬が。

こっちが目的地っぽいので、こちらも先に本殿にご挨拶します。子供抱えた狛犬が可愛い。

 

そして本殿の右側に…これか!

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これが長鯨の中に祀られていた艦内神社…

噂では聞いておりましたのですが、本当に残っていたんですね。お話とかも伺ってみたかったのですが、境内含めて全く人気のない様子でしたので写真だけ撮らせていただく感じで。凄いっスなぁ・・・。

 

 

ちなみに左側にも色々と並んでおります。

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いやぁ朝から超濃い体験でございました。

 

 

そこから1時間程走りまして、舞鶴を抜けて福井県に突入です。

なんか舞鶴よりも更に海に面してる感じ・・・

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そんなこんなで小浜公園へ到着。結構一杯な駐車場の端っこにバイクを停めて公園内に入ります。大き目の忠霊碑の前でちっこい子から大学生っぽい連中まで沢山遊んでおります。

 

 

そこから少し離れまして、全然人のいない地域へ突入・・・ここかな?

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そこそこ洒落にならない長さの階段を登りつつ、ここ小浜出身の偉人賢人の顕彰碑にご挨拶。地域に根付いた方ばっかりの様子。・・・よし、一番上に着いた!

 

 

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最初は偶然お会いしたと思うんですが、それから縁あって何度もお伺いしております佐久間艦長と再開。お久しぶりです。

 

 

改めてご挨拶して手を合わせた後、山を下りて水分を補給しつつ次へ向かいます。

 

 

海を見ながら福井県を北上していきます。なんか風は気持ち良いんですが陽射しが強くて超炙られている感がありますが、お腹を減らしながらなんとか次の場所へ。

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ここは件の佐久間艦長の生誕の地に作られております「佐久間記念交流会館」です(館内撮影禁止)。誰もいらっしゃならい館内にご挨拶しながら入りますと、少しして事務室から管理人さんっぽいお爺様が出てきてくださいました。

 

「どうします?ご自分で見られます?解説が必要ですか?」と仰られましたが、割と知っている内容も多かったこともあって「自分で…」と言った筈なのですが、ナチュラルにお爺様の詳しい解説が開始された様子。いや、スゴイ有難かったっスよ?

ひとつひとつの解説をしてくださり本当にありがとうございました。知らない事も多々ありましたし、とても勉強になった次第です。

 

 

一通り解説を伺った後、違うお客さんもいらっしゃったのを機会に外の見学へ。

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外には佐久間艦長の御生家(レプリカ)、艦長のお父様が神主だった前川神社、そこに併設された六号神社、それと艦長ご夫妻のお墓(遺言で一緒の墓へとの事(お爺様情報))がありました。お墓にはご焼香と慰霊の念を送らせていただきました。

 

 

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そのまま福井を抜け、暑くなってきた空を見ながら石川へ向かいます。お昼は途中のSAで食べた五平餅。まぁ餅の味。

晩夏を堪能しつつ旅は続きます。