関東(工作艦)
関東(かんとう)は、大日本帝国海軍の工作艦。元は日露戦争で捕獲したロシア汽船「マニジューリヤ」(ロシア語:Маньчжурия)である。艦名の由来は中国東北部の別称である。
(中略)
2月12日 - 福井県下糠浦海岸(越前海岸河野村〈現南越前町糠〉沖)の二ッ栗岩に激突し沈没、便乗者を含め99名が死亡。(wikipediaより)
特務艦関東遭難慰霊碑公園
普段は波静かで穏やかな表情を見せる河野の海。しかしそのむかし、この平穏な海を猛烈な嵐が襲いました。一寸先もわからぬほどの激しい風雪と荒れ狂う怒涛の中で、懸命に人命救助にあたった人たちがいました。大正13年12月12日、舞鶴港へ向かう特務艦「関東」が激しい吹雪に見舞われ、糠沖合いの岩礁に乗り上げ座礁・破船しました。乗組員は荒波にもまれ、瀕死の重傷で岸にたどり着きました。冬の時期、糠では多くの男性が酒造りの杜氏として出稼ぎに出ており、救助活動や炊き出し作業は老人や女性が中心でした。彼女たちは極寒の猛吹雪の中で、凍えて仮死状態になっている将兵たちの体を自らの肌身を持って温め、果敢に救助活動を行いました。体が冷え切った将兵たちは、彼女たちの抱擁に息を吹き返したといいます。しかし、懸命な救助活動にもかかわらず、この事故で97名が犠牲になりました。彼女たちの献身的な活動は「人肌救助」と呼ばれ、多くの人々の感動を呼び、広く称賛されました。この出来事を後世に語り伝えるため、遭難地そばの慰霊碑公園にレリーフを設置し、当時の緊迫した状況を今に伝えています。(福井県公式観光サイト ふくいドットコムより)
一度北上しましたが、その後海岸線に出てゆっくりと南下します。
何というか涙が出るくらい綺麗な道…これがツーリングの醍醐味ですよねぇ(*ノωノ)
そんな感じでバイク旅行を楽しみながら次の場所へ。海沿いにある小さな公園です。
ここが特務艦(工作艦)「関東」の遭難事故を慰霊する「特務艦関東遭難慰霊碑公園」です。100名近い死亡者が出た事故があったんですね…あまり聞かない名前だったので知りませんでしたが、ご焼香と手を合わせて慰霊の念を送りました。
そしてここから歩いて5分ほど。
海側にありますのが「特務艦関東遭難之地碑」です。
夏の海は輝くほど綺麗ですが、冬は厳しい場所なのでしょう。此方も手を合わせて安らかなれと祈りました。
そしてこのまま宿のある敦賀へ…あれ?これは……
慰霊碑公園からすぐ下の方に立派な忠霊塔を見つけてバイクを停めます。
これも何かの縁でしたので、此方も手を合わせて慰霊の念を送らせていただきました。
この日はこのまま敦賀の宿で一泊!なんかちょっと不思議な感じの部屋っス。
夕食を食べようと敦賀駅前の商店街を1周した挙句にコンビニ飯食ったのは内緒。
次の日も朝早いっス orz