豊北歴史民俗資料館(太翔館)
下関市豊北町は、西は響灘、北は日本海に面した本州最西端に位置する漁業と農業の町です。
この町に大正13年(1924)に建造された旧滝部小学校は、鳳凰が両翼を広げたような美しいたたずまいの建造物です。ルネサンス様式の石造建築を木造建築に取り入れた構造で、大正期の代表的な学校建築として昭和54年(1979)に県の有形文化財に指定され、豊北町歴史民俗資料館として活用されて来ました。
そして平成19年度から23年度の保存修理工事を経て、大正時代創建当時の姿に復原しました。(資料館HPより)
前回書いた通り連日の出撃でございます。
今回は九州を少し離れて山口県に残っているという奉安殿を巡ってまいりました。福岡と違ってあんまり残ってないっぽいのが残念っス。
終日お天気という予報だったので、喜び勇んで先ずは山口県宇部市にあります「厚東護国神社」へ。ここは恒石八幡宮の末社だったものが護国神社として独立したものらしいです。以前調べた護国神社リストには無かったような…
とりま無事に恒石八幡宮へ到着。
ここの一の鳥居のそばにあるという話なのですが…あ、あった。
一の鳥居の通路と表の道路に挟まれるように看板と通路があります。
そこを登ると靖国鳥居と奉安殿を移築した本殿が・・・これが「厚東護国神社」です。奉安殿を探していて護国神社を見つけるとは瓢箪から駒でございました。
本殿裏側には戦没者一覧のプレートが、その後ろには忠魂碑と記念碑が並んでおりますので、全て手を合わせて慰霊の念をお送りしました。
折角なので奥の恒石八幡宮へもご参拝。
道中の安全を祈願しましてこの場を後にしました。
さてここから山口県をほぼ縦断する形で下関市へ戻ります。途中まで良い天気だったのですがだんだん曇ってきているような…とか考えておりましたら、次の目的に到着した時点で結構な雨が(--;
メットだけ濡れないようにして次の目標であります「豊北歴史民俗資料館(太翔館)」に到着です。今日は一日天気じゃなかったんか気象庁ェ( ゚Д゚)
普段は月曜休館なのですが、本日は祝日にて開いてるとの事。事務員さんにご挨拶して写真撮影の可否を確認、内部へ突入です!
一瞬なんか耽美なキャラがいたような気がしないでもないですが、モダーンな小学校を流用したらしい内部がかなりシャレオツ。展示もここ豊北の生活や歴史が子供にも判り易い感じで書かれていて非常に楽しく勉強になりました。
1階を見終わりましたら階段を登って2階へ。
2階講堂では現在「豊北の食卓 ー四季を彩る食の民具ー」として豊北の食生活を四季に合わせて解説してあります。この展示も結構凝っていて楽しい。
なんか存外に展示物を楽しみ、1階に戻ったところで本来の目的を思い出します。そうだ講堂の奥に用があるんだった。
先ほど見た展示の右から奥に入れまして、ここにありますのが講堂備え付けという珍しい奉安殿です。割と学校とセットになってる奉安殿ですので、こういう形のものもあったんですねぇ・・・ってここ借りれるのかスゲェな(=゚ω゚)
これにて今回の目的は全て終了なのですが雨が止まない・・・少し小降りになりつつありましたのでそのまま15分程北上して以前良く行ってた懐かしの角島大橋へゴー。
着いた途端に超本降り orz
雨雲マップを見るに10分程で通り過ぎそうだったので、雨宿りしながらボーっとします。お、晴れてきた晴れてきた。
角島に渡る時間は無さそうでしたので、その後も降ったり止んだりの天気と格闘しつつ帰還します。帰り途中で雨宿りしながら食うソフトは体が震えるほど美味かったっス。