奉安殿
奉安殿(ほうあんでん)とは、戦前の日本において、天皇と皇后の写真(御真影)と教育勅語を納めていた建物である。 神 第二次世界大戦後、「平和塔」と改名された例がある。(wikipediaより)
えーお正月も2日目に突入、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日も超ゴキゲンなお天気だったためバイクで出かけないと死ぬ病にかかってる自分としては辛抱たまらなかったため、最近気になっております「奉安殿」を参拝してまいりました。奉安殿に関しては以前幾つかお伺いしております。
戦後になって損失しつつある構造物…これもまた「戦争遺構」ではないかと思い、テーマに加えてこれから少しずつ探訪していきたいです。
閑話休題、今日は多分暑くなるんじゃないかなーという希望的観測の元に今回は電熱装備なしでのお出かけです。お守り代わりにホッカイロをカバンに忍ばせるワイ。
目の覚めるような青い空の下を安全運転でぶっ飛ばします。やっぱバイクは気持ちいいなぁ(*'▽')
そんな感じで先ずは第一目標、福岡県小郡市は立石小学校近くにあります奉安殿に到着です!
なんかすでにボロボロに orz
屋根の木造部分も天井も完全に剥離してしまってますし、内部も雨が入ってるのかかなりの荒れ具合。現在簡単な足場と屋根が組んでありますがもうちょっと早く保存してくれてればなぁ…その辺予算の都合とかもあって難しいのでしょうね。
少し気落ちしながら周囲を探索。
すぐ隣には立派な忠魂碑と記念碑、あと謎の瓦礫が残っておりました。忠魂碑には手を合わせて慰霊の念をば。
そしてここからバイクで3分程先にあります慰霊碑にも参じます。
こちらは空襲で亡くなった方の慰霊碑との事。手を合わせて慰霊の念を送ります。どうか安らかにお眠りください。
そしてここから高速に乗りまして1時間弱、今度は佐賀県武雄市にあります奉安殿へ。
ここって詳しい場所がはっきりしてないんですよね…
というわけで「武雄市文化会館」に到着です。この敷地内にこっそりある事だけは判ってるので駐車場にバイクを置いておじゃましまーす。
目の前に広がりますは武雄領主第28代鍋島茂義によって造られた庭園との事。良いお天気なので散歩がてらうろつきます。変な顔像やよく茂る庭をボチボチ見ながら探索・・・なんか蔵っぽい建物がありますがこれかな・・・?
ありました!全く説明書きも無いので気付かずスルーするところでしたが、これが諸事情より移設された奉安殿です!ていうか普通にでっかいのですが…こういう大きさの奉安殿もあったのですね。一寸驚きでございます。
中が見られないのは残念ですが貴重な建築を見れただけでもOK、周囲をぐるぐる探索しましてこの場を後にしました。
写真多めにて次回へ続く。