陸軍運輸部
陸軍運輸部(りくぐんうんゆぶ)は、大日本帝国陸軍の機関の一つ。陸軍の船舶および鉄道輸送を担当した。(wikipediaより)
宇品陸軍糧秣支廠
宇品陸軍糧秣支廠(うじなりくぐんりょうまつししょう)は、かつて広島県安芸郡宇品(現広島市南区)に設置されていた大日本帝国陸軍の糧秣の保管・補給・製造施設。
(中略)
現在は一部建物が広島市郷土資料館として用いられている他、モニュメントとして部分的に残されている。(wikipediaより)
夏も終わりつつある最近、皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分は毎年この時期に盆休みの代休として何日か休んでおでかけしてたのですが、8月末も9月頭も雨や台風で延期延期…これ以上延ばすと休み自体が無くなりそうでしたので、今回天候をおして出かけた次第です。
9日は兎も角10日は中国地方全域で雨予報が出ていましたので、予定していた山口方面の行きたい場所を「日帰り出来る」という理由で今回切り捨てまして、広島ー島根の全域をほぼ1日で周ってきました。
朝5時起きの6時出発。広島へ向けてゴー(=゚ω゚)ノ
そして朝9時に市内へ到着。
最初は港の奥まった場所にあります「宇品中央公園」へ。
ボロボロになったテニスコートがある以外は普通の公園なのですが、周囲に色々と記念碑や遺構があったりするのです。
まずは記念碑。
錨の詳細は不明ですが、ここに陸軍運輸部の船舶司令部があった記念碑です。
周囲には「『港』の歌碑」、「平和の礎(シベリア抑留者慰霊碑)」「明治天皇御駐蹕趾碑」などがありますので一通り参拝します。
そして公園の裏には…
「広島(宇品)陸軍糧秣支廠倉庫」の遺構が結構ガッツリ残っておりました。なかなかの迫力でございます。しかし真裏が保育園なのがなんかスゲェっスなぁ…
次は公園からバイクで20分弱、熊野神社…の裏に(お約束)到着です。
ナビを他に切り替えて正面への道を検索。こっちでええのんか。
細い路地の先、なかなかの高台にある立派な神社です。先ずは参拝するとして、行く途中の階段中腹に目的の慰霊碑が…。
海田町の戦没者・原爆死没者の慰霊塔です。とても綺麗にされてらっしゃいます。
四十五口径露式十二糎砲身を流用して作られているとの事。手を合わせて慰霊の念を送りました。
そして本殿横にもうひとつ。
台座に「明治三十七八戦役」とありますので日露戦争の記念碑と思われます。こちらにも一応手を合わせました。
こんな感じで強行軍な中国地方旅行開始です。
俺たちの旅は始まったばかりだ!(1か月ぶり12回目)
追記
熊野神社の裏で見かけたお稲荷様。改装中でこちらに置かれたものと思いますがなんか可愛い(=゚ω゚)