艦これ御朱印帳

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休艦日その405 蓋井島第一砲台跡その1(山口県下関市)———— 2023年 11月19日

蓋井島

蓋井島(ふたおいじま)は、響灘に浮かぶ山口県最西端の島。下関市に属する。面積2.35km2。人口は87人。サザエや乾燥ひじきなどの特産品がある。

(中略)

昭和初期から終戦時まで、旧日本陸軍下関要塞蓋井島砲台陣地が島の南部にある乞月山と島の北部にある大山に存在した。現在も、それぞれにコンクリート製の観測所跡や砲台跡などの遺構が残るが、道路が整備されていない為、訪問は容易ではない。(wikipediaより)

 

※注意:今回の探索ルートはかなりハードな道です!探索は自己責任で(^^;

 

 

えー、私生活ひと息つきました(ご挨拶)

毎年恒例のボランティア活動も終わり、本格的に寒くなる前に動けるだけ動こう・・・と言う事で、今回は以前から気になっておりました「蓋井島」にあります戦争遺構へ行ってまいりました!

 

 

山口県下関市吉見にあります蓋井島連絡船乗り場より乗船。目の前にある無人有料駐車場にバイクを置いて乗り込みます。

40分とそこまでの長さではないのですが、ちなみにこの時期は落差1m近い波をかき分けて進みますので普通にゲボる覚悟が必要です。ワイもあと5分長かったらヤヴァかった… orz

 

 

そんな感じで微妙に弱りながら蓋井島へ到着。

 

 

 

道なりに進んでいきますと左・冷蔵庫の墓場、右、どん詰まりの海岸といった場所に連れていかれます(連れていかれた)ので下への凸カーブで周囲を探索・・・む、道を発見!枯れ木の脇を抜けるように細い道がありますので、そこに草をかき分けて突入です。

 

 

少し進むと右手に何やら遺構が。

 

こちらは兵舎跡との事で、大き目の枠組みのみが残っております。周囲の風の音がうるさいですが、喜び勇んで撮影開始。とても良い遺構でした。

 

 

そこから細く軍道の名残りがあるのを辿って山の中へ。ぶっちゃけ道も殆ど無く倒木や蔦が蔓延していて超歩きづらい…ブーツを締め直し、ジャケットの前を開けてGOGO!

 

 

結構登った場所で人工物発見。この辺に何かあるのか知らん。

 

 

 

 

左側に露天掘りした跡、そして正面にはポッカリ開いた入口が!

喜び勇んで点灯し、中に恐る恐る入ります。

 

 

 

入ってすぐ左に急な階段、そして奥は丁字路になっており左と右に通路が続いております。先ずは右からっておおお!!

 

 

 

 

 

これは・・・これは美事な砲座跡。

強い風の音も気にならず写真を超撮りまくります。砲座跡でここまで美麗に残ってるのって自分はあんまり記憶に無いっス。壁の迷彩っぽい色が気になりますが、綺麗に施工されたコンクリを愛でながら徘徊します。ええなぁここ。

 

 

そして今度は丁字路を左へ。

 

 

道中に弾薬庫らしき部屋が2つ、そしてその奥には同様の半分露天になった砲座跡がありました。昔はここ周囲も木とか無かったんだろうなぁ。

 

 

写真多めにて次回へ続く。