艦これ御朱印帳

艦内神社の御朱印を集める

休艦日その400 鵜戸神宮別宮(霜凝神社) & 神風特別攻撃隊発進之地碑(大洲総合運動公園)(大分県大分市) / 憩翼碑(観海禅寺)(大分県別府市)———— 2023年 10月22日

霜凝神社摂社「鵜戸神宮別宮」の御社の概略

摂社、鵜戸神宮別宮としてこの境内地に、平成七年九月十三日に建立された御社は、昭和十四年に大分海軍航空隊が、津留校区に開隊した折りに奉安された御社である。第五航空艦隊「神風特別攻撃隊」攻撃の成功を祈願して、大分海軍航空隊神社として厚く崇拝された御社で、昭和二十年三月十八日の米軍機による空襲時には、戦災から守り抜かんと牧校区の山中の司令部前に、御遷座された経験を持つ御社である。

特別攻撃隊の若き隊員たちの尊い生命と引き換えに、今日の平和と繁栄がもたらされたことを永く後世の人々に継承すべく、また歴史の重みを改めてて認識して戴きたく、当神社の御祭神に最も縁の深い「鵜葺草葺不合尊」を、摂社の大神として御社に勧請申し上げ今日に至っている。

尚、昭和二十年八月十五日に終戦を迎えるに至ったが、同日の十六時三十分、第五航空艦隊司令長官・宇垣 纏中将座乗の下、指揮官の第七〇一航空隊艦爆隊長・中都留達雄海軍大尉以下二十二名が、艦上爆撃機「彗星」に搭乗し出撃、沖縄周辺の海域に集結する米国艦隊に十九時二十四分・特別攻撃を敢行する当たり、最後の祈りを捧げたのがこの御社である。(現地解説板より)

大分空港跡地由来

この公園敷地は旧大分空港の跡地でありますがその前身は旧大分海軍航空基地で戦後運輸省が第2種空港として整備し東九州の航空要路として重要な役割を果たして参りました
その後大分空港が国東半島に移転したのを機会に公園用地として国からの払い下げを受けこのたび大洲総合運動公園として生まれかわったものであります


昭和13年12月     大分海軍航空隊として開隊される
昭和19年 3月     大分海軍航空隊は解隊され大分海軍航空基地となる
昭和20年 8月     太平洋戦争終結
昭和32年 3月     運輸省所管となり大分空港(第2種空港)として供用開始される
昭和46年10月     新大分空港は国東半島東海岸に移転
昭和48年 3月     公園用地として払下げを受ける

(碑文より)

若鷲賛歌

世界を楔く太平洋の 打ち寄る波見おろして 出湯無限に湧く山辺 若鷲翼を憩いたり

純情の想書遺し 颯爽として羽ばたきぬ

嗚呼南海に散華せる 尊き海の若鷲よ 国破るれど山河あり 大義滅びずこの碑あり

帰りて憩え想出の 慈母待つ丘の観海寺

(碑文より)

 

 

秋の空が高く広がる時分、皆様いかがお過ごしでしょうか。

自分は去年も行ったHONDA Dream Cafe」に参加、そしてその後大分は別府近辺の戦争関連慰霊碑を巡ってまいりました。

 

 

この日の天候は・・・超好天!!

 

割と行き慣れた瀬の本レストハウスにて、焼き芋ソフトを食べながら今年分のピンバッジを帽子に飾ります。去年より結構人多めっスな今回。

 

色々なバイクを拝見した後は大分に向けてゆっくりツーリング…いかん一寸寒い(=゚ω゚)

そんな感じで2時間程走りまして大分県に突入です!

 

 

先ずは「霜凝神社」なのですが・・・お?

 

 

 

なんかお祭りをやってる様子。

鬼の面を被った人が子供を神楽殿に攫い、神棚前に正座させては頭を押し下げてお菓子を配ってます。なんかスゲェ楽しそう(*´▽`*)

本殿に参拝した後に周囲を探索。平和の碑前には出店があって参拝できなかったのですが、裏側から何とか手を合わせて慰霊の念を送りました。

 

 

目的の場所は…本殿右か。

 

 

ありました、ここが「鵜戸神宮別宮」です。

大分海軍航空隊が特攻に出る前、最後に参拝した神社が此方と言う事なので、手を合わせて慰霊の念を送らせていただきます。どうぞ安らかにお眠りください。

 

 

末社まで全て参拝しましたら次の場所へ向かいます。

次の場所まで20分かからないくらい。

 

 

と言うわけで「大洲総合運動公園」へ到着です。

正面駐車場にバイクを停めたのですが、案内板を見るに球場半周するくらいの場所にある模様。上着をバイクに置いてくれば良かったなぁとか考えながら5分程歩きます…ここか?

 

 

 

 

 

少し離れた広場の際にありますのが「大分空港跡地碑」「神風特別攻撃隊発進之地碑」です。ここから最後の特攻部隊が飛び立ったのですね…手を合わせてどうぞ安らかにと祈りました。

 

 

そして少し肌寒くなってきた海辺をゆっくりと1時間程走ります。

温泉の香りが強くなってきた麓から上へ上へ。

 

 

ここが別府の山中にあります「観海禅寺」です。人懐っこいにゃんこに先導されながら本殿にご挨拶。目的地は・・・左手か。

 

 

 

 

ここが別府の海を一望できる場所にある「憩翼碑」です。海軍の兵士や特攻隊の若人を歓待した旅館「杉乃井館」の女将らが建てた慰霊碑との事で、自分も手を合わせて祈りを送りました。

 

 

この後は薄暗くなってきた道をゆっくりと戻ります。

ホンドリカフェで貰った菓子を食いつつ帰還しました。

 

 

来週からは福岡マラソンのボランティアとかで忙しい様子。そろそろバイク用の冬支度もしないと。