無言館
無言館(むごんかん)は、長野県上田市古安曽にある美術館。一応は私設の美術館として知られているが、館主の窪島誠一郎が著書の中で何度も書いているように、美術館なのか戦没者の追悼施設なのかその性格は不明瞭である。(wikipediaより)
飯沼正明
飯沼 正明(いいぬま まさあき、1912年8月2日 - 1941年12月11日)は日本のパイロット。1937年純国産機、神風号によって東京-ロンドン間の飛行に成功した。(wikipediaより)
1937年(昭和12年)4月、純国産機「神風号」を操縦し東京-ロンドン間の亜欧連絡記録大飛行を成し遂げ、わが国の航空史上初の国際公認記録を樹立し、それまで低く見られていた日本の航空操縦技術と製造技術をわずか4日間で世界最高レベルの評価に高めました。
この記録は国を挙げての壮挙として日本国中をわき立たせ、飯沼正明は大西洋横断飛行を成し遂げたチャールズ・リンドバーグと共に世界的な名パイロットとして称されると同時に、日本の航空技術の名を高め、あわせて国際親善の役割を果たしました。
この記念館は壮大な夢とロマンを実現した安曇野出身の飯沼正明の偉業を讃えるため、飯沼正明生家(1876年築)に建設されました。
わが国の貴重な航空遺産である資料や遺品等の展示により、その歴史と人間の関わりの拠り所として飯沼正明の業績を永久に保存、伝承して参りたいと存じます。(公益財団法人安曇野文化財団HPより)
3日目の天気は…朝は晴れ!
次の日から天候が崩れると聞いておりますので、今日は (も) 目一杯走るべく朝5時起きの6時出立でございます。まぁ昨日よりはマシな感じ。
今回は北上しつつ山間を抜けて滋賀まで行く予定…日本海と太平洋両方を見ない旅行は久しぶりっスね(=゚ω゚)
暑くなりつつある日の下を走り抜けまして、先ずは本日第1目標地点へ。
結構な山間にあります小さなコンクリート製の建物…ここが「戦没画学生慰霊美術館 無言館」(館内撮影禁止)です。
美術学生や自己流で絵を嗜んでいた人達。その人達の来歴と作品を展示し慰霊するという一風変わった美術館ですが、自分も見るまでは具体的にどういうものなのか想像できませんでした。到着時はまだ開館されてませんでしたので、少々待って入館・拝見します。
・・・見学後、内容に関しては壮絶の一言でした。作者の自画像や家族絵も多く、戦争が無かったらもっと絵を描きたかったという叫びを聞いた気がします。
そこから少し歩いて坂を下りますと「無言館 第二展示館 傷ついた画布のドーム」(館内撮影禁止)がありますのでそちらも伺います。
外にある意匠の展示物も拝見して中へ。こちらの天井は習作やデッサンが敷き詰められた鬼気迫るもの。無言館と同様に色々と訴えてくる絵を拝見し、慰霊の念を送りながら見て回りました。
一通り拝見しましたら最後に手を合わせてこの地を後にします。ここはまた来たい。
長野の山をゆるりと1時間程走り次の場所へ。ていうかまだ結構雪あるな(=゚ω゚)
涼しい風と暑い日差しを受け、甘味で体力を回復しながら進みます。
ここが本日の第2目的地「飯沼飛行士記念館」でございます。純国産機「神風号」にて東京とロンドンを飛んだ飛行士なので是非お伺いしたかったのです。
先ずは生家にて説明の民放ビデオ(久しぶりのみのもんたさん)を拝見しましたら自由に見学させてもらいます。色々あるなぁ。
そして満を持して記念館内へ。
飯沼飛行士の偉業や生涯を深く知る事が出来ました。こんな方がいらっしゃったのですね。とても勉強になった次第です。
そして更に1時間弱、諏訪湖畔を抜けて小さな町へ。坂の上にあります小さな神社が第3目的地です。
ここが「神戸(ごうど)神社」です。いつも通り本殿にご挨拶。目的のブツは…左!
ありました!これが四十五糎魚型水雷です!!
かなり綺麗に残っており夢中になって写真撮影。内部も確認できますし良い魚雷ですなぁこれは(*''▽'') 暑さを忘れてグルグルを周囲を観察しました。
一息ついて落ち着きましたら、今度は山を越えて滋賀県へ。
茹ってきた身体を冷やし、今旅行初の五平餅で体力を回復しながらゆっくりと6時間程かけて山道を走ります。高速道路で移動するよりこっちの方がええっスなワイ。
こんな感じでツーリングを楽しみつつ琵琶湖畔へ到着しました。次が最終日です。