寒い日が続いておりますが皆様如何お過ごしでしょうか。
今日は久しぶりに好天の予報でしたので、あんまり通ったことのないルートで慰霊碑や招魂社を巡ってまいりました。
通常長崎へ行く時は北ルート(西九州道)か中央ルート(九州道)なのですが、今日は武雄から南に下がって諫早を経由するルート。このルートは以前「太良獄神社」へ参拝した以来です。
その時は佐世保バーガーKORONさんで昼食をとってからの南下だったのですが今回は直行便。途中の道の駅でなんか食います。
天候は予報通りとはいかず曇り気味。寒い寒い言いながら電熱ジャケットで暖を取り、「道の駅 鹿島」で揚げ団子と焼きだご(クレープ生地で黒糖を包んだブツ)をいただきます。五平餅は残念ながらありませんでしたが、これはこれで素朴で素敵な美味でした。
閑話休題、今回訪れたのは上の記事にあります、B29 を体当たりで撃墜したという坂本少佐関連の慰霊碑です。
先ずは墜落したB-29の搭乗員だった11人を祀った碑に向かいます・・・が・・・
なんと小学校の敷地内。
や、裏側からスゲェ道があってそっちから突入したのですが…
この道は普通車は絶対無理なのでお気をつけください。
そんな感じでバイクを降りて慰霊碑へ。
「山裾の暖かそうな ここに鎮めます」という優しい言葉と般若心経の碑が目に入ります。
崖上には墜落したB29の搭乗員11名の鎮魂碑が祀ってあります。異国の地で亡くなった皆様に、ご焼香した後に手を合わせて慰霊の念を送りました。
また恐怖の道を戻りまして、ここから30分程先の山中へ。
1車線どころか0.8車線くらいのコンクリ道をつらつらと登ります。途中地味にヘアピンカーブとかあって大きな車は通れない気がする…ていうか、車同士の離合は絶対無理な道を上っていくとY字路の裾に「坂本少佐戦死の跡」の看板が。ちなみに左の道は未舗装で轍も無いので誰も通ってない感じ。
誰も来ないことを祈りつつ、バイクを未舗装道に突っ込んで「忘れじの道」へ。
そこから少し下にありますのが「坂本少佐慰霊碑」です。とても綺麗にしてありますが、焼香台が無いのと周囲が枯草ばかりなのでご焼香は無し。そのまま手を合わせて慰霊の念を送りました。
バイクに無事戻りましてこのまま長崎へ向かおうとしますが先ほどの未舗装道を行けとナビが申すのを軽く無視して大通りに戻ります。
そこから1時間弱ほどで久しぶりの長崎市内。
少し海辺にあります「福田天満宮」に到着。斜面上の急な階段の上ですが、とても静かで素晴らしい神社です。先ずはいつも通り本殿へご挨拶。
そして本殿左側にあります「招魂社」へ参拝します。
こちらは地域(福田村)の英霊を祀る招魂社との事。日本を守ってくださってありがとうございますと慰霊の念を捧げました。
階段の途中から見下ろす長崎の海と、少し咲きかけの梅の花をしばし楽しみます。
回復してきた天候のお陰で帰路は素晴らしいツーリングになりました。
休憩地点の川登PAで発見した「ブラックモンブランソフトクリーム」ですが驚くほどブラックモンブランな味。喰った後にクランチが散らかるのも本家と一緒w