虚空蔵山
標高608メートル。なだらかな稜線とひときわ厳しさを見せる頂上部が独特の景観をつくっています。町内のどこからでもその美しい姿を臨むことができ、川棚のシンボルともいうべき存在です。尖った峰は長崎県北各地からよく見え、江戸時代、伊能忠敬がこの辺りを測量したときにはこの山頂を三角測量の基点にしました。山頂には虚空蔵菩薩が祭られ、霊験の山として古くから人々の心のよりどころとなっています。
また、木場登山道の途中に湧き出ている清水はハイカーのオアシスとして親しまれています。(川棚町観光ガイドより)
そんな感じで後半戦でございます。
一度駐車場へ戻り、そこから今度は奥へ続く小道を歩きます。
ちなみにこの辺は全長3mを越えそうな巨石がゴロゴロしておりまして、大き目のブツを見かけて「すわ、遺構か!?」と思い近づくと「遺構だと思った?残念、巨石ちゃんでした!」と言うのがかなり多くてやきもきしますw
少し奥まで入り込んでいきますと何やら大き目の建築物っぽいものが…どうせまた巨石ちゃんでしょ…お?
階段は草生して見づらくなっておりますが、これは遺構!
事前情報と大きさ的に考えると探照灯の台座のようですフッハー!
少し興奮気味に上へ登り周囲を見渡します。
そして満を持して壕内へ。
壕内は礫を固めた壁と、中央に大きなコンクリ支柱がありますが素敵に綺麗な状態です。奥にはお約束の蝙蝠が \コンニチワ/
外に出てもう一度周囲を確認してみます。
壕に向かって左手には木枠で囲った貯水槽跡らしきブツが。深さはそうでもなさそうですが危ないっスからね。
その他の基礎や新しい多角点の杭なんかを見つけましたが、これ以上奥は普通に傾斜で何も無いっぽいので引き返します。いやぁ良いもん見ました。
一通り確認したようですので、前編で到達した小さなグラウンドまでバイクで戻ります。この辺の斜面にも色々と石積みが残っている様子。
特にグラウンドから道を挟んで対面には、何段・何十メートルにもわたって石積みが残っておりました。軍道らしきものもありますが、概ね畑やら植林やらに活用されていて素晴らしい光景を描いております。
ズボンを草の種だらけにしてこの日の探索は終了となりました。
どなたかここへ来る方で、バイクの鍵を見かけたらお知らせくださいw