大神基地
大神基地(おおがきち)は、太平洋戦争末期に大分県速見郡大神村(現在の日出町東部)に存在した人間魚雷回天の訓練基地である。
大神基地跡には、地下格納壕、魚雷調整場、変電所、浄水場プール等の跡が残っている。日出町では旧魚雷調整場横に回天の実物大レプリカを設置したことを皮切りに周辺跡地の整備を進め、2015年より回天大神訓練基地記念公園として公開されている。往時、基地内にあった回天神社は、大神基地跡付近の住吉神社境内に遷座し、回天の電動縦舵機(ジャイロ部分)、発停装置、燃焼器推進軸受等の部品が御神器として祀られ、回天の1/3模型や九三式魚雷機関が奉納されている。
えー、諸事情により、9月連休の近畿一周御朱印旅行は中止となりました。バイクだと台風はどうにも…
台風中での1日10時間のバイク移動&タイトなスケジュールは無理と判断し、とりあえず次回の連休に何とかする感じで一応の延期で御座います。
来年になりそうな予感もあるのですが、細かい戦争遺跡は九州にも残っておりますので、頑張ってそちらをコツコツ訪ねて廻る感じで宜しくお願い致します。
とりあえず台風は来てないのですが天気が不安定な昨今、近場(片道2時間ちょい)の大分県は大神の回天基地を訪ねて参りました。別府周囲の霧で5m先が見えずに事故りそうになったのは秘密の中の秘密。
まずは急な坂の上にある回天神社から参拝します。小雨の降る中、曇るメットのシールドを宥めつつの到着です。
普通の神社に併設されている小さな社なのですが、中を覗くと写真や色々な記念物が祀ってある様子。綺麗で大事にされているのが見て取れます。
そしてその横にどでんと座する1/3回天模型。
自分は休艦日その11で大津島の回天記念館も行ってるのですが、説明自体は此方のほうが判りやすいなぁと思ったり思わなかったり。手作り風のプリントが良い感じです。
回天基地だった海岸は、今は養魚場になっているらしく平和です。
神社の下のポンプ室壕や記念碑を見ながら、そのまま記念公園へ向かいます。
そして記念公園。こちらの回天実物大模型は、コックピット入口まで階段で登って見ることが出来ます。肩幅的にワシは入れない予感。こんなんで良く出撃したなぁ…
慰霊碑に手を合わせ、他にある銅像にも手を合わせた後は次の目的地に向かいます。
こう言っちゃアレですが、他の遺跡は何というか結構ぞんざいな感じがちらほら。
小雨の降る中のバイク行は続きます。