花瀬望比公園(はなぜぼうひこうえん)
開聞岳噴火の溶岩でできた景勝の地にある公園は,第二次世界大戦でフィリピン方面で戦死された山下大将ら47万6千有余の霊が鎮められています。毎年,3月27日には戦没者慰霊祭が行われます。(いぶすき観光ネットより)
そんな感じでやっと中間地点。指宿にあります花瀬望比公園へやってきました。
望比公園というのは変わった名前だなぁとは思ってたのですが、フィリピンを望むで望比なのですね…
というわけで花瀬望比公園入り口へ。
駐車場のある別の入口もあったっぽいのですがいつもの如く裏にナビするカーナビのお陰で人気の無いほうの入り口に誘導されたようです。…まぁ日陰あるからこっちのほうが良かったですけど。
鬱蒼とした森を進んで公園内部へ向かいます。
「レイテの森」と銘打ってあるように、かのレイテを模した森が続きます。
亜熱帯のような森を静かに先へと進んでいきますと…
遥かな水平線を臨むように慰霊碑が立っていました。
光景に立ち竦みますが、一つ一つの慰霊碑に手を合わせて祈りました。どうか安らかにお眠りください。
後ろのほうでは子供連れの家族が楽しそうに騒いでます。フィリピンで亡くなった兵士さん達も、この光景を見たかったんだろうなぁと不意に涙ぐんでみたり。
特に印象深かったのがこの2つです。
「望比観音像」と「想比之像」
この2つをずっと見続けていたいくらいの気持ちでした。
薩摩富士(開聞岳)に別れを告げて、旅は続きます。