バイク時期到来ッ!(まだ早い)
連休で明日も休みですし、今日は久しぶりに少し遠出で山口県周南市大津島にあります「回天記念館」へ足を伸ばしてみました。「回天」とは大戦末期に作られた自決前提の魚雷兵器の事です。
日差しは良いのですが風がまだ冷たい感じでしたので、ヒー〇トテック2枚重ね+普段着+冬用バイクジャケットと言う重装備でゴー。それでも長時間乗るとむっちゃ寒いのは気合でカバーする感じ。
北上する時の、定番第一休憩点であるSAめかりで写真をパチリ。ここまで来るだけで軽く後悔するレベルで寒いッス。 朝の山間なめてた
そして大体3時間弱かけて山口は徳山の大津島フェリー乗り場へ到着。帰りの時間考えると10:40のフェリーに乗る必要があるので、余裕見て家を朝7時出発なのは内緒。
乗り場入り口にある回天の多分実物大模型。大きいようで人が乗り込むにはちょっと無理がある感じ…。
フェリーから見る海は素晴らしく綺麗です。
フェリー乗り場にある慰霊碑に手を合わせ、本日のルートを確定。回天記念館→魚雷観測所→回天訓練基地跡の順番で廻ります。
先ずは回天記念館へ。
展示物の中に伊58の模型がありました。艦尾に設置されているのが回天。
伊58と回天の関係に関しては、坂崎ふれでぃ氏の「史実で艦これ」の最新号で詳しく漫画になっております。さっき読み直したら、おっさんが洒落にならん泣き方してしまいましたがな。
屋外にある慰霊碑に手を合わせ、屋外展示も見たら今度は魚雷観測所です。
「魚雷観測所」とは、ここで開発・試験されていた93式酸素魚雷の観測を行っていた場所らしいのですがぶっちゃけ山の上にあるらしく、いきなり「あと600m」の看板が出迎えてくれます。600m山登りッスか。マジッスか。
ヒートテック2枚重ねと冬用バイクジャケット(各部防護プレート入り)が牙を向く‼
他の見学者のみなさん(結構いた)は、先に麓の回天訓練基地を見学しているらしくて山道は自分ひとり。恥も外聞も投げ出してジャケット&ヒートテックをクロスアウッ!自棄になって600mのつづら折りを駆けあがります。柔術の5分×10本乱取りと同レベルの運動量(俺調べ)。
ここでどんな思いで、どんな話をしながら仕事してたんだろうなぁと思い馳せながら汗が引くまで休憩します。この上の方には展望台&モニュメントがあったんですけど、とりあえず関係ないっぽいので写真は無し。
下山してラストは回天訓練基地跡へ。
トンネル途中にあるパネル展示と、その説明を聞きながらじわじわ歩いていきます。この島で訓練していた若者の事を考えると、なんつーか溜息ばかりが出る感じ。
トンネルを抜けると、そこは青い空と青い海が。
立ち入り禁止区域の建物まで入り込んで釣りしてるおっさん見て、いい加減怒鳴りつけてやろうかとも思ったのですが、なんか亡くなった若者も横で釣りを眺めている気がして一寸冷却。色々な意味で平和だなぁ。
大津島への短い旅行もこれで終了。
そろそろ御朱印も再開したいのですが、次は舞鶴だし計画をしっかり練ります。艦これも春イベント近いし貯蓄せねば…。