艦これ御朱印帳

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休艦日その194 屏風岳防空監視哨(長崎県平戸市)———— 2020年 2月23日

防空監視哨

防空監視哨(ぼうくうかんししょう)は、大日本帝国陸軍の、敵機を遠く発見し、これを防衛司令官 に報告する監視哨である。

防空監視の任務は、敵機の飛来に当たり、いちはやくこれを偵知、発見し、防空飛行隊および高射砲隊その他(いわゆる防空諸部隊)の戦闘準備をすみやかに完成させ、当該都市の住民に灯火管制消防消毒避難その他の防護準備をさせるため、都市外郭において対空監視を行なうことである。(wikipediaより)

 

 

久しぶりの快晴日曜!!

と言うことで、今日は長崎県平戸にあります「防空監視哨」を拝見してきました。 まぁ明日もどっか行くんですが 

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とりあえず平戸へ行く途中のいつのもファミマで写真をパチリ。普通は平戸まで2時間前後なのですが、今回はかなり南の方まで行くので30分ほど長くかかる様子…万が一を考えて携帯食を購入してゴー。

 

 

今回向かいます「屏風岳(394.4m)」ですが平戸で一番南にある山とのことで、そのために監視哨が作られてたのかなーとか想像しながらの道中です。旧道途中(林道との分岐)まではバイクでなんとか入れますが車じゃ多分無理ゲー。車は入ってこないと思いますが一応離合できそうな場所にバイクを置いて突入します。

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分岐から登山口までは普通にコンクリ舗装された林道が…まぁ倒木やら落石やらで車両は入れそうにないです念の為。

そして登山口と言う立て札がなければ絶対判らない登山道へ突撃開始。

 

 

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登山道序盤は「これ雨の日は普通に沢ですよね?」という感じの粘土質の斜面を登っていきます。結構滑りやがるんで、突き出ている石を踏みながら登坂。

 

 

15分ほど登っていきますと…あ、これか。

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他の方の記事で目印になってた「小峯神社」の石鳥居です。本殿は無いっぽい。

ここから沢というよりはぶっ壊れた石段と言う感じに変化していきます。

 

 

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そこからまた10分前後、今度は斜面が緩やかになって下にコンクリの小さな道が出てきます。超歩きやすい…。

 

 

そして最後まで登りきりますと、

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ここが頂上らしく、石造りの仏さんや不動明王さんが並んでおります。そしてその奥には…!!

 

 

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

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石仏様への挨拶も早々に防空監視哨内部へ突撃です!

中には「大正参四年 奉 下川◯◯」と彫ってある弾薬型の記念碑が。下の方は読めない感じ。

右手奥にあります階段を慎重に上がります…

 

 

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おお、美しい…

かなり綺麗に残った部屋と、そこに差し込む陽射しが得も言われぬコントラストを醸し出しております。一瞬立ちすくむワシ。

階段前方の出入り口から外に出られるようなので、ぐるっと周ってみます。

 

 

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方位を示す刻印と、その前に広がる絶景。

ここまで登った汗が一気に引いて、疲れが吹っ飛ぶ景色でございました。

 

 

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とりあえず絶景を見ながらお昼ごはん。

もぐもぐタイムの途中に上を見たところ、屋上に登れそうな場所が…まぁ手が届かないですし、落ちて怪我でもしたら洒落にならんのでスルーします。

しかし素晴らしい景観・・・ここで防空監視してた兵隊さんも眼福だったかも知れません。

 

 

最後に頂上の杭を発見。

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帰りは半分滑りこけながらの下山・・・嗚呼膝痛い orz

登りが30分、上で20分、下りが20分程で、概ね70分の楽しい登山でした。