産土神
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。産土神への信仰を産土信仰という。
氏神と氏子の関係が血縁を基に成立するのに対し、産土神は地縁による信仰意識に基づく。従ってその意識が強く表れるのは都市である。例えば京都では同族集団の結束が弱まり、地縁による共同体意識が形成されると共に、中世には稲荷神社、御霊神社、賀茂神社、北野神社などの有力な神社を中心に産土神を基にした産子区域の観念が発達した。そして産土詣での語が一般に使われるようになり、生まれた子の初宮参りをはじめ、成年式、七五三等に産土詣でをする風習が盛んになった。また、江戸では日枝山王が徳川氏の産土神とされ、その祭礼は盛大を極めた。
産土神は安産の神である産神とも関連がある。現在は全国的に同族神としての氏神信仰が衰え、あらたに起こった産土神の信仰に吸収されていく傾向が多くみられる。（wikipediaより）
日吉神社
日吉神社（ひえじんじゃ、ひよしじんじゃ）は、滋賀県大津市坂本にある山王総本宮日吉大社（ひえたいしゃ、現在は「ひよしたいしゃ」）を勧請して日本各地に建立された神社である。（wikipediaより）
志波宝満宮
志波の産土神として、宝満山より竈門神社を分祀しました。
古代には斉明天皇や中大兄皇子が活躍し、近世においては黒田官兵衛の家来、栗山備後利安とその子息大膳が治めた歴史の深い地域に鎮座する神社です。（朝倉市HPより）
という訳で、福岡近辺地域護国社の旅・最終章で御座います。
どんどん東へ進みまして、八女の奥地にあります矢部村は「老松天満神社」へ到着です！…ていうか、ここの神社って「老松天満神社」の他に「産土神社」や「三柱神社」があって少々解りづらい…
ここは左手に産土神社、右手に三柱神社と細い道を挟んだ丘の上にあります。
両神社は道の上を橋で繋がっていまして、それぞれの境内には大きな銀杏の木が…なんというか超デートスポット。
でもギンナンのアレな匂いと銀杏に住み着いたっぽいスズメバチ（ハチに注意の看板あり）のお陰でなんかナニな感じですｗ
かなり小ぶりな本殿なのですが、狛犬は何故か歯と爪に色が塗ってあって一寸怖いｗ
改めて慰霊の念を送らせていただきました。
そして八女から朝倉までの細い道を辿りまして、次は朝倉市にあります日吉神社へ。
大体１時間くらいなのですが、途中でイノシシの大群（大４小８）が道を横切って山を登っていくシーンに遭遇してチョイビビり。ちっこいのが斜面登れずに慌ててるのがちょっと可愛かったです（＾＾；
そんな感じで到着。
前に行った滋賀の日吉神社と同じく神猿がメインっぽいので境内や本殿には猿が溢れております。
そして向かって右手に靖国社がありました。
小さいながらも護国の社、慰霊の念を込めて手を合わせます。
どうか安らかにお眠りください。
そしてそこから15分程、本日の最終目的地「志波宝満宮」へ。
とりあえず本殿にご挨拶…なのですが、本殿両側が狛犬やら神馬やらで超にぎやかｗ
ワクワクしながら参拝します。
そして本殿左側の「英霊志波神社」へ。
静かな境内の中、手を合わせました。
こんな感じで福岡周囲の護国社を巡るショートツーリング、全巻の終了です。
来週は予定通り岡山ー鳥取ルートへ突入できそうです。台風さえ来なければ（＾＾：
