川棚町
川棚町(かわたなちょう, Kawatana Town)は、長崎県中央部にある町。東彼杵郡に属する。
一農漁村としての歴史を歩んでいるが、第二次世界大戦中は川棚海軍工廠が建設され、一時的に人口が急増した。魚雷試験場や特攻隊震洋の訓練施設などもあったことから、現在でも海軍工廠・海軍に関する遺跡や記念碑などが存在する。臨海部の海軍工廠跡地は大手企業の工場が複数誘致されている。(wikipediaより)
という訳で、お正月最終日の第2部で御座います。後半でひとまとめにしようとも思ったんですが、存外写真の数が多かったのでこちらも2回に分ける感じでひとつ。
島原で雷撃の神様にご焼香させて頂いた後、そのまま高速で東彼杵(初見じゃ絶対読めない)まで戻りまして川棚町に向かいます。
大村湾に面した小さな町なのですが、海軍工廠や震洋訓練基地があった事でも知られ、色々な戦争遺跡が存在します。仕事で長崎いた頃は全く知りませんでしたが。
川棚での第一目的地・片島魚雷発射試験場へ。
仕事で何度も通った 見覚えのある通りを過ぎて半島の端へ。妙な場所にあるよなーとか考えながらナビの言うままに進んでいきますと、何故か旭日旗の掲げてある私有地に到達しました。入り口の左右にあるのってレドームだよな…
とりま閉鎖されてるっぽいので中には入らず、バイクを降りて右の道へと進んでいきます。途中に片島魚雷発射試験場の看板出てたので間違いないと思う。
入り口すぐの鳥居をくぐって波の音のする方へ。
ぼちぼちですが、古い人工物の跡が少しずつ見えてきます。
林を抜けるとすぐに大きな建物が。思わず「おぉ!」と声が出てしまいました。
数は一棟だけと少ないですが、非常に心に訴える感じが超マンダム。
また、この建物の正面と左の海上には違う建物がありました。正面には釣りのおっさん、左にはドローンで遊んでるおっちゃん達がいて一寸げんにょり。
麓を探索した後は、裏の登山道から山頂部にある観測棟へ向かいます。大津島の時もそうだったんですけど、観測棟って山の上にある事が多いのんな。
5分ほどで山頂部に到着。
2階部分の床が崩落しており、誰が持ってきたのか2階の窓辺へ向けて脚立が立てかけてありました。
平和な大村の海。
戦争があってたのって、つい76年前なんですよね…。
しんみりした後は次の目的地に向かいます。