艦これ御朱印帳

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休艦日その222 平和祈念塔(五本松公園)(島根県松江市) / 玉栄丸慰霊碑(鳥取県境港市)———— 2020年 9月10日

五本松公園

標高約100~130mの小高い丘の上にあり、民謡「関乃五本松」の由来になった4本の松で有名。 一帯には約5,000本のツツジ(品種:淀川)が植えられており、県下で有数のツツジどころです。4月下旬から5月上旬が見頃。頂上の展望台からは南に美保湾、弓ヶ浜、中海、大山を見ることができます。

展望台近くの広場にある平和祈念塔は、昭和2年(1927)8月、地蔵崎の北東沖で演習中に衝突、沈没した日本海軍の駆逐艦 蕨、葦の犠牲者119人の霊を慰めるために昭和4年(1929)11月に建立されました。終戦までは海軍元帥東郷平八郎の「慰英霊」の文字が刻まれた忠霊塔だったが、戦後、忠霊塔などは壊すよう命じられたため、やむなく文字盤だけ外し、昭和27年(1952)平和祈念塔とした。(美保関町観光公式HPより)

関の五本マツ

関の五本マツ(せきのごほんマツ)は、島根県松江市美保関町に生育していたクロマツ巨木5本の総称である。美保関の港に近い山の上に5本のマツが並んで生えていて、港に出入りしたり隠岐に通ったりする船頭や漁師たちの目標となっていた。このうち1本は、早くに枯死したとも通行の邪魔になったため伐採されたともいわれる。失われたマツを惜しんで地元の人々が歌った歌が民謡『関の五本松』であるとの伝承があり、小泉八雲もその著書『日本瞥見記』で関の五本マツと歌について言及を残している。残った4本のマツは1943年(昭和18年)に国の天然記念物に指定されたが、台風などによる倒伏が相次いで1本にまで減少したため、1971年(昭和46年)に指定解除となった。その後、残りの1本も伐採されて現存しない。(wikipediaより)

玉栄丸爆発事故

玉栄丸爆発事故(たまえまるばくはつじこ)は、第二次世界大戦末期の1945年4月23日鳥取県西伯郡境町大正町(現・境港市)で起きた爆発事故である。別名・玉栄丸事件

なお、「玉栄丸」の名は地元では「ぎょくえいまる」と読まれるのが一般的であるが、「たまえまる」が正式な名である

1945年4月23日午前7時40分ごろ鳥取県西伯郡境町(現・境港市)大正町の岸壁で爆薬の積み下ろし作業中であった徴用船・玉栄丸(尼崎汽船所属、1917年建造、937トン)が突然、爆発した

爆発は岸壁近くの火薬倉庫にも引火、複数回の大爆発を誘発した。この爆発で生じた火災により、境町の市街地の3分の1が焼失。この事故による被害は死者115人、負傷者309人、家屋被害は全壊355戸、全焼76戸、倒壊焼失家屋431戸、被災人口1,790人にも上り、第二次世界大戦中の山陰地方で最大の火災となった。

玉栄丸の乗組員のほぼ全員が死亡し、による情報統制が行われたため、戦後の長い間原因不明とされてきた。一説に謀略ではないかとの見方も存在したが、近年、上等兵による煙草の火の不始末が原因であるという証言(調査結果)も出てきている。(wikipediaより)

 

 

島根inしてから小雨が降ったり止んだり…とりま合羽を着るほどでもないので、灯台を過ぎまして今度は「五本松公園」にあります平和祈念塔を目指します。関の五本松・・・知ってるような知らないようなw

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公園入口のモールの後に、なにやら長屋みたいな通路が山へ続いてます。

しかも徒歩20分の看板…え、マジここ登るっスか(マジです)。

 

 

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結構急な坂道を挟んで気が滅入るような廃墟・・・リフトの錆び方も廃墟の寂れ方も半端ない日数を感じさせます。ここってむかーしはお土産屋さんが並ぶ観光スポットだったんでしょうねぇ実際。

暗くなる前に往復しないと洒落にならないっぽいので、多少駆け足で登っていきます。

 

 

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途中何代目かの松を横目で見ながら登山登山。合羽着なくて良かったなーと汗だくで道を登っておりますと、先のほうに何か建築物らしきものが。

 

 

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到・・・着ッ!!

小雨も止んで良い感じの天気になっていますが、なんかもうボロボロの塔と休憩所があるだけ orz

言っちゃアレですが、これは寂れるのは仕方ないかもしれません。とりあえず塔に手を合わせて慰霊の念を送りました。

 

 

暗くなる前に駆け下りた後は、バイクで20分程離れた「玉栄丸慰霊碑」へ。自分も調べるまでこんな事件があったなんて全然知りませんでした。

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線香台もありましたので、ご焼香して手を合わせました。どうか安らかにお眠りください。

 

 

そんなこんなでこの日はこのまま奥出雲にあります宿へ向かいます。

この宿も色々楽しいことがありましたので、それはまた明日の更新にて。

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