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休艦日その191 佐世保要塞 面高砲台跡地 ———— 2020年 1月13日

※注意:今回の探索ルートはかなりハードな道です!探索は自己責任で(^^;

 

 

メインPC故障中…皆様如何お過ごしでしょうか(´Д`)

起動しなくなったPCは置いといて、今日は昨日の雨天の鬱憤を晴らすべく、佐世保にあります佐世保要塞跡地の一つである「面高砲台跡地」へ行ってまいりました。

 

佐世保のでっかい要塞跡は概ね見たと思うのですが「江島砲台」という崎戸町江島にある砲台跡地が見れておりませぬ・・・つーか情報が少なすぎてどこを調べて良いやら。

 

 

閑話休題気象庁の天気予報では曇りor晴れ(降水確率0%)の筈だったのですが… 

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山間で小雨降ってんぞ気象庁まぁ行くけど

 

 

今回行く「面高砲台跡地」なのですが、実は直近の敷地が私有地でありまして、そのため今まで行くのを躊躇っていた場所でもあります。今回行くことを決意したのがこちらの方のblog記事。

ameblo.jp

かなりハードコアな要塞ウォッチャーな御仁なのですが、なんと海側の斜面から要塞へ向かわれている様子。これなら私有地を通らず要塞へ行ける!と自分も参考にさせていただきまして、裏の斜面から突入した次第です。

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うむ、良い石垣。とりま上のほうで見つけた石垣を伝って左方向へ向かいます。

実はこれが間違いの元、結構高い位置まで登ってしまったせいでかなり急斜面を横断するはめに…。いやまぁ行けない距離じゃないんですけど。

時々スマホで方向を確認しつつ薄い藪をかき分けて行きます。

 

 

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3~40分程も登ったでしょうか、かなり汗だくになりながら斜面を見上げますと…あ、なんかある。疲れを忘れて駆け上がります。

 

 

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軍道っぽい石垣を伝って行きます。すると…

 

 

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あった…ここだ…!!

自分の息と鳥の声しか聞こえない静かな森の中にそれはありました。

 

 

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かなり広い範囲に砲台を設置した跡があり、砲台に沿った窪みや砲弾を置くへっこみ等綺麗に残っております。嗚呼素晴らしい…!

 

そして弾薬庫。

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第三號と彫られた倉庫は、奥深く密閉型のようです。

 

 

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その少し奥には、かなり珍しい地下と屋上へ続く階段のある倉庫が。階段は土に埋まって登れそうにない…というか落ちたら洒落にならん高さ。下の倉庫は水が溜まっていてコウモリが住んでおりました。

こはちょっと保留にして更に奥へ。

 

 

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また奥に新しい砲台跡(埋められた立坑もアリ)と地下砲弾庫が。こちらは中央に地下水溝に続く穴が開いてました。ちょっと怖いw

 

 

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更に奥には2棟続きの地下倉庫…なのですが、倒木が邪魔で入れませんので上の道を通って向こう側へ渡ります。右側にも倉庫がありますぜ…なんか不規則に多い感じ。

 

 

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右側の倉庫は窓が塞がれており、かなり奥まで作られております。

入っていこうかなーとも考えたのですがコウモリが沢山いたのでちょっとパス。

 

 

倉庫の正面には見張り台へ続く階段がありました。

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構造的に丸出山観測所みたいに屋根があったのかも。

 

 

 

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そして先程危なくて行かなかった倉庫横の階段へ戻ります。階段は流石に危ないので、その横の斜面を登っていく感じ。上には先程より少し小さめな物見台が。

 

 

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要塞跡を伝って一番海に近い場所にもう一つの砲台跡を発見しました。

倉庫には「第四號」の文字。

 

 

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海に向かってかなり分厚いコンクリートの壁が作ってあります。これって海からの砲撃を想定してたのか知らん。砲台跡に落ちないよう気をつけながら徘徊しました。

 

 

これで概ねの場所を周ったようなので、要塞跡地に手を合わせて退去します・・・またあの道を帰るのか orz

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手足もドロドロ&草の種でボロボロになりながら撤退しました。

この後に佐世保バーガーでもと考えてたのですが、さすがにこの格好で行くわけにもいかずおとなしく帰還します。汗で濡れたジャケットが高速走行で死ぬほど寒かったのはヒミツ。

 

こんな感じの要塞探索でした。