昨日の続きで御座います。
一通り相良護国神社周辺を探索した後、なんかお昼食べるタイミングを逃しつつ以前お伺いした「松根油乾留作業所跡」へ向かいます。
こちらはTwitterですごくお世話になっております「球磨りん提督」さんが定期的に整備されていらっしゃる場所でして、つい先日も階段をリニューアルしたとお聞きしていたので伺った次第です。
かつて柳生八兵衛(@Yagyu8 )さんをして「酷道」と言わしめた、松根油乾留作業所跡に続くエントランス。
— 球磨りん提督 (@saku2016) February 14, 2019
ふつうに歩けるように道を新たに作り、バラスをしいて、足元を良くしました。これで完成ですwww
ではビフォーアフターを写真で比べてみてください(笑) pic.twitter.com/OR6IUtlWsV
件のBGMが聞こえてきそうなナイスビフォーアフター。
そんな感じで成果を拝見すべく喜々として向かったのですが…
紐で塞いである・・・のか・・・?(後に判明)
地固めでもしてあるとすれば踏むと不味いってのもあり、降りるのをちょい躊躇うシチュエーションです。残念ですが今回はここを降りることを諦め、下の方にあります別の入口から突入することに。
実は前回に水路を確認していて知ったのですが、少し下った場所に水路を渡る場所があり、そこから水路伝いに行けるのです。
もう一つ車道もあるのですが、そっちはちょっと行きづらいので積もった枝を踏みしめつつ内部へゴー。
ここで一つの発見が!
前回「ここに地下発電施設があるのでは」と思ってた場所は単なる水路だったよ…
あの時は草がすごい勢いで生えていましたので仕方がないですが、よく見ると普通に水路以外の何物でもない…じゃ地下発電施設跡地は何処にあるんだ?
そうしてうろうろと周囲を探索中に下の方から車の音が聞こえてきました。
どなたかいらっしゃったのかなと見ていると、車から完全装備で降りてこられる人が。
(本当に)何ということでしょう!
この方こそが球磨りん提督さんだったのです!!
(後で「Twitterは私が配信しています」と仰ってたので多分そうかとw)
この時は名乗れずに申し訳ありませんでした。 orz
ここからは球磨りん提督さんに詳しい解説をお聞きしながらポイントを拝見していきます。地下発電施設跡は水路向こうにあるそうですが、そちらは国有地だそうなので勝手に入るのは一寸不味いかも。言えば普通に許可は出るそうなので、見学される方はお気をつけください。
まだ掘り出されていない一号炉のお話から現場での苦労話、台風の被害や楽しいお話までたくさん勉強させていただき本当にありがとうございました。次回はちゃんと名乗りをあげて挨拶させていただきますので宜しくお願い致します。
そして、折角なので件のビフォーアフター階段も下から撮影。別段立ち入り禁止というわけではなかったそうなので、帰りはこっちの道を使います。
前よりだいぶ判りやすい位置に移動してますぜ。
とんでもない出会いに驚きましたが、次は4ヶ月ぶりになります「軽巡洋艦球磨記念館」へ。
途中海軍カレーを食べようと思ってた「La.Porta」さんが短期休店だったことにがっかりしつつ、通い慣れてきた道を里宮神社へひた走ります。
そして到着。なんか下手な近所の神社よりも来てる気がしないでもないですが、本殿にご挨拶をして左奥の記念館へ。
入口横に新しい看板が!中央に吊るしてあるハイテク紐にもドッグタグが付けてあります。雪風のですが
細かいことは気にせずに今回もスイッチオン!
前回お伺いした時の、倍以上とも言える圧巻の資料。
なんかもう感無量になりながら資料を拝見します。右側と左側で資料を分けて展示してあるようですので、とりあえず左側からゆっくり拝見。
右側は書籍等も多く置いてあり、読んでいるとあっという間に時間が過ぎます・・・本当に凄いなぁ。私設の資料館としてはかなりのレベルではないでしょうか。
とりあえず日が落ちる前に帰還しなければ寒くて死にそうになるのは目に見えておりましたので、奥の慰霊殿に慰霊の念を送った後にギリギリまで資料を拝見して退散しました。
暖かくなったらまた伺いたいッス。