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休艦日その58 稲童1号掩体壕・稲童地下通信指令部壕(福岡県行橋市) / 赤幡壕跡(福岡県築城町) ———— 2018年 1月3日

築城海軍航空隊

築城海軍航空隊(ついきかいぐんこうくうたい)および昭和19年2月20日に改称した第五五三海軍航空隊(だい553かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。戦闘機の搭乗員の教育を推進するため、生徒・学生・練習生への実機練習を推進した。築城空は二代あり、初代は北方戦線の哨戒任務を負う実用機部隊に変貌した。二代は中間練習部隊として編成され、実用機訓練の前段階を担った。また、昭和8年より造成を開始した富高飛行場に分遣隊を設置し、並行して訓練を実施した。(wikipediaより)

稲童1号掩体壕

築城基地は昭和14(1939)年12月から建設を開始し、昭和18(1943)年4月に完成しました。戦況の悪化から本土が空襲されるおそれが生じたため、翌年8月頃から掩体壕の建設が始まりました。稲童1号掩体壕もその1つです。

稲童1号掩体壕は鉄筋コンクリート造の有蓋掩体壕で、入口は幅26.8m・高さ5.5m、奥行きは23.5mと大型です。大型の掩体壕は陸上爆撃機「銀河」、「一式陸上攻撃機」などの中型軍用機を格納するために建設されました。(行橋市HPより)

稲童地下通信指令部壕

稲童地下通信指令部壕は、福岡県行橋市稲童にある築城航空隊の地下司令部跡。1945年3月に構築された。

現在入り口はフェンスで覆われ、地下に通ずる階段の入り口までしか見ることが出来ないが、全長36.7mで、地下には5つの部屋があった。

廃墟検索地図より)

赤幡壕

築城基地昭和14年に建設され、17年に「築城海軍航空隊」が創設されました。基地周辺には今も掩体壕、通信所の壕、貯水施設などが残っています。赤幡の壕跡には発電所の機械室がありました。(築上町歴史探索HPより)

 

 

という訳で、今日も昨日よりは多少曇ってるものの及第点の天気!

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そんな感じで本日は福岡の東の端っこ「行橋市」を中心に戦争遺跡を周りました。

wikipedia先生にもあった通り、ここには「築城海軍航空隊」というのが存在していた場所なので探すと結構ザクザク遺跡出てきます。

先ずは掩体壕好きにはたまらない「稲童1号掩体壕跡地」へ。

 

 

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でっけぇ。

今まで見てきたのは零戦用のが殆どだったのですが、ここは銀河や一式陸攻用の掩体壕だったらしいッス…そりゃでかいよなぁ…。

 

 

とりま近くから写真撮影開始。

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敷地の4割くらいは畑になってますがそれでも大きな掩体壕です。

下は着陸脚用のレンガ道が残ってたりしてステキな感じ。

10分程写真を撮りまくったら次の場所へ向かいます。

 

 

掩体壕から5分程、今度は同じ稲童の地下通信指令部壕へ。

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地下への降り口には網が貼ったりましたので隙間から写真だけ。

奥はコンクリで塞がれているとのことでしたが、かなり大きめの指令部っぽいです。

ちなみに西側の入り口も30分程歩き回って探したのですが見つからず・・・orz

多分新築の家の裏とかソーラーパネルの敷地内とかそんな感じかと思います。残念。

 

 

時間もお昼を過ぎたようなので、途中のコンビニでパンをかじりつつ赤幡壕跡へ。

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はっけん。

お隣が普通にお墓で雰囲気バツグン。陰ってきた陽を気にしつつ近づきます。

 

 

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立て札も案内も無いのでアレなのですが、そこそこ深く掘った壕のようです。

戦時中はここに発電機が置かれていたとか。

 

 

写真が多かったので後半に続く。