青少年文化研修道場
一般財団法人青少年文化研修道場(いっぱんざいだんほうじん せいしょうねんぶんかけんしゅうどうじょう)は、京都府宇治市に設置されている研修施設。昭和46年、黄檗宗萬福寺塔頭の緑樹院の山内に、同院住職の村瀬玄妙により、青少年の心身の錬磨、自主独立の精神を培う道場として設立された。簡易な宿泊施設としても利用者を受け入れている。笹川良一が初代会長を、村瀬玄妙が初代理事長を務めた。
- 1階 厨房、食堂(600人)、会議室(60人)、茶室(煎、抹茶席、立礼席)
- 2階 公式武道場(剣、空手道)、事務局、道場長室、 大、中、小浴場
- 3階 正坐道場(500人)、会議室(60人)、和室(17帖)、洋室3室
- 4階 視聴覚室(100人)、バレエ教室、個室(4.5帖)16室 、和室(22帖)、貴賓室、図書室、師家寮、聖道
- 5階 塔屋 戦艦陸奥偉材梵鐘
(wikipediaより)
そんな感じで山梨から岐阜・滋賀を抜けて、とうとう京都府内まで参りました。
もう何度目かになる京都探索なのですが、そろそろ見覚えのある道を抜けて宇治にあります「青少年文化研修道場」を目指します。ここはあまり知られてないのですが、陸奥鉄の梵鐘と陸奥の舷窓があるのです。
自分もググってて偶然知った(FBのページが引っかかりました)のですが、普段から一般公開されているということなので早速電話でアポを取り馳せ参じたのです。
現在は建物周囲を囲って修復中らしく、外観は見えませんが「世界唯一の鋳鋼製梵鐘 陸奥の梵鐘」という文字が透けて見えます。
1階の道場では合気道の稽古が行われていましたので、そちらにも軽く挨拶しながら2階の受付へ。
さすが禅宗の修行場ということもあって厳格かつ大らかな感じ。緊張しながら声をかけますと、中にいらっしゃったお坊様が案内して下さいました。
「どこで知られました?」と聞かれましたので「フェイスブックで…」と答えると少し笑ってらっしゃいました。ネットは広大だわ
エレベーターと階段を使って一気に屋上まで。暗い階段を昇っていきますと…あった!
感動しながらも色々とお話を伺います。梵鐘に彫ってある文字は4階の額に飾ってあると言うことなので、そちらは後で見せていただくことにして一度梵鐘を鳴らさせていただきました。良い音色…これまた感動の音です。
すぐ近くには「萬福寺」というこの道場を作った人のお寺もあるらしいのですが、今回は残念ながら時間の関係で見学は出来ない感じに(涙)次の機会には是非拝見したいものです。
そして下に降りまして、先程伺った彫ってある文字の額を拝見します。
上の額は般若心経、下には陸奥の梵鐘を吊るすことになった経緯が彫られているということで、詳しく説明していただけました。本当にありがとうござました!!
これにて宇治の陸奥鉄見学も無事終了。次が最終地点になります。