天草の海軍砲台
天草灘から島原湾・八代海の湾口部に6基の砲台が築かれました。(富岡水尻・長崎樺島・御領亀島・加津佐岩戸山・久玉小松崎・長島北方崎)また周辺には魚雷艇(15隻)も配備され、海龍・蛟龍の小型潜水艇格納庫の建設も進められていました。砲台の一部、基礎や掘削された横穴壕などが当時の面影を残しています。(くまもと戦争遺産ガイドブックより)
口之津歴史民俗資料館
明治11年開設した長崎税関口之津支庁が狭隘となったため、明治32年新築された口之津町唯一の明治洋風建物で、昭和55年国より払い下げを受け室内を改修、先祖が遺した貴重な生活用品、生産用具など多くの歴史的遺産を展示している。(南島原市公式HPより)
えー今年もやってきました地獄の忙し期間。その隙間を抜っての小旅行、今回は長崎の島原半島の南端から天草に渡り、そこから福岡まで戻ってくるコースを計画しました。自分で言うのもアレですが、止まったら死ぬ生き物か何かなんでしょうか自分。
兎も角本日は快晴なり!
走ると寒いけど止まると暑い困った感じの気候の中を長崎までバイクでひた走ります。上半身は完全装備なんですが、タイツとズボンだけの下半身が結構寒い・・・。
口之津に関しては潜水艇まるゆが一時期配備されたこともあるという事で、何かしら手がかりが無いかと向かった次第です。一応中に戦争関係の資料もあるっぽいですし、気合い入れて突入します。
入り口すぐにあります「海の資料館」は判りやすくて中々良い感じ。貸し切り状態なのを良いことにかぶりつきで楽しみました。
そしてそこから奥にあります「歴史民俗資料館」へ。
古い建物をうまい具合に区分けして展示をしてあります。
中心は写真にもある「からゆきさん」っぽいですが、今回は戦争関連をスナイプしたいのでざっと見ていきます・・・時間が無くなるw
そして更にそこの奥に戦争関連の展示物を発見しました。
残念ながらまるゆ関連は見つかりませんでしたが、思った以上に考えさせられる展示も多くとても勉強になりました。
そして一通り見終わりましたら、次は口之津港よりフェリーで南下し天草へ突入です。
30分の短いフェリー旅。この時間を利用してコンビニ弁当で燃料補給。
そして天草のフェリー乗り場から30分ほど先にある「四季咲岬」へ。ここの砲台は民家の近所ということで静かに注意して動きます。
岬の本当に奥まった部分・・・しかも外部から視認され辛い場所に設置されたっぽい横穴を発見です。奥には埋まった出入り口のようなものもありますんで是非整備してほしいものです。上の方にクラック入っちゃってるし(><)
こんな感じで秋の小旅行スタートです!